2021.02.18

就活で求められるプレゼン。面接官の心に響く新卒のプレゼンとは

就活における面接選考のなかには、面接を請け負う企業の人事担当者に対して、自身の志望動機やガクチカ、自己PRをプレゼン形式で発表する「プレゼン面接」も含まれます。 プレゼンと聞いて萎縮してしまう就活生もいらっしゃるかもしれませんが、プレゼンを行うコツや心構えを事前に学んでおけば、本番で大きなミスを避けられるはずです。 今回は、新卒就活生が理解しておくべき、面接官の心に響くプレゼン方法について解説していきましょう。

 

 

 

 

 

 

相手に好印象を与えたいと考える就活生としては、本選考に挑む前に志望企業の過去の採用傾向や選考の特徴を必ず研究して対策しておくべきといえるでしょう。

ただ、個人面接や集団面接など、一般的な面接とは別に「プレゼン面接」という選考も存在します。

 

プレゼンテーション形式によって就活生が一方的に面接官へアピールを行うものなのですが、以下で詳しく解説していきましょう。

 

 

こちらでは、プレゼンらしく明確に制限時間が設けられていて、時間内に“どれだけ相手を納得させるに足る情報を与えることができるか”が勝負を分けます。

そして、プレゼンを行うとなるとPowerPointを使用してスクリーンに投影、事前に資料を作成して配布した後に発表という形が普通。ですが、このやり方以外に資料の作成を許可せずスピーチのみでプレゼンをさせるケースも珍しくありません。

肝心のプレゼン内容ですが、書類選考・グループディスカッションなどを通過した後で企業側から「〇〇についてプレゼンするように」といった指示があり、プレゼン面接が行われるおよそ1週間以内に知らされることになります。

 

どんな内容であれ、残された時間はそう多くないので、企業から連絡が来れば早急に準備と対策をきちんと行っていかねばならないわけです。

とはいっても、ノックをして自己紹介を行い、イスに座って聞かれたことに忠実に答える“おなじみ”の面接とはうってかわり、まるで企画の提案や商品紹介のように複数人の面接官を相手に数分間にわたって一方的にプレゼンをしていくわけですので、発表者という立場・状況に慣れていないとなかなかのプレッシャーを本番で感じることでしょう。

 

 

プレゼン面接にも明確な狙いがあり、テンプレ通りの面接とは違い、プレゼンの進め方は就活生の判断にゆだねられるため、面接官は以下の点をプレゼンを通してチェックしています。

 

自己表現力

論理的思考力

プレゼン能力の高さ

タイムスケジュールの正確さ

 

プレゼンというのは決まったテーマに沿ってスピーチしていくものであっても、「どう答えてどういう内容に落とし込むか」は自由。定められた時間内でいかに自分らしさを出せるか? も通過のカギになります。

肝心の内容に関しても、事前に通知したテーマを忠実に守りつつ、聞き手が納得できるほどの説得力を付加させるためにロジカルにプレゼンをしていかねばなりません。

 

また、社会人になればプレゼンをする機会は多々生まれてくるため、相手が求めることを掴みつつ、話し方や身振り手振りを用いて、より魅力的に映るような工夫も含ませる。

これらができていないと、プレゼン面接を突破するのは難しくなるでしょう。

 

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プレゼンのテーマを受け取った後は、まず先に自己分析を改めて振り返り、テーマの掘り下げを行いましょう。

相手が興味を引くエピソードがあるか? そこで自分の特性が発揮されていたのか?

時間に余裕はありませんが、こういった情報をつまびらかに拾い、情報収集に徹しましょう。

そこから先はプレゼンの構成。内容を組む際に大切なのは「PREP法」を意識することです。

 

 

これは“結論(私は〇〇と考えます)→理由(なぜなら~)→具体例(〇〇に所属していたときには~)→結論(なので私は〇〇だと考えています)”と、先に答えを提示しておいて順番に内容の掘り下げを行うのです。

ダラダラと結論を先延ばしにして相手を待たせてしまうと、プレゼンで語る内容の理解を遠ざけてしまうだけですが、最初に結論を打ち出すことで面接官の興味を離脱させずに済むのです。

このやり方は多くのビジネスシーンで必ず使われるため、プレゼン面接を控える場合は忘れず取り入れておくように。

 

 

そして、本番で資料が必要になるならば、PowerPointでスライドをつくることになりますが、間違ってもスライド数を多くしてはいけません。配布する紙の資料は多少増えてしまっても特に問題はありません。しかし、スライドの数が数十枚と多かったり、1ページごとの情報量が過密であったりすると、見る気持ちを損なわせてしまうので注意しましょう。

そして、スライドや紙媒体に記載する内容も、文字だけではなくグラフなどの図を加えて見栄えや可読性を意識するようにしてくださいね。

また、フォントもきちんと統一したうえで大きさも20ptほどにまとめ、カラーバリエーションも3色程度に留めておくことで、アピールポイントがハッキリ伝わりやすくなるので、こちらも覚えておきましょう。

 

 

新卒就活生がやりがちなのが、「えー」「あのー」といった間投詞を立て続けにしゃべってしまう点。

話の“つなぎ”のためや、癖として無意識のうちに話してしまう人もいますが、これはプレゼンのテンポが悪くなってしまうので対策の段階で改善するべきです。

これをなるべき抑えるには、プレゼン内容を丸暗記したり、義務感をもって行うわけではなく、プレゼンする行為・時間を楽しむことで解消されるでしょう。

 

「相手に刺さるアピールをしなければ」「次はアレを言わないと」などと考えると言葉が詰まってしまいやすくなりますが、フラットな気持ちで自由に表現をして楽しむことができれば、余計な間投詞も減らすことができるはずです。

主張の場ではありますが、自分の好きなものを紹介するときのように、笑顔で前向きな気持ちで表現できれば、面接官の心に響くプレゼンも可能になることでしょう。

 

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一見、プレゼンは難易度の高いように感じるかもしれませんが、上記で解説した通り、PREP法を下地にアピールできるエピソードや強み弱みを語ることができれば、相手の納得を得ることはできます。

準備するものは多めで制限時間がネックになりますが、まずは「プレゼンを楽しむ」という意識を持つように心がけましょうね。