2021.10.18

コンピテンシー面接って知ってる?上手な対応方法をご紹介|就活

就活で避けて通れないのが、面接での選考です。企業は、就活生の皆さんが自社の利益に貢献できる人物であるかを見極めるため、いろいろな手法で面接を行っています。面接選考では、面接官がいかに就活生の人物像を見極めるかがポイントになりますので、面接内容も様々あるのです。中でも、最近では「コンピテンシー面接」という面接を行う企業が増えています。就活生のみなさんは「コンピテンシー面接」をご存じでしょうか?今回は、コンピテンシー面接についてご紹介します。

 

 

 

 

 

コンピテンシーとは、高い成果を生み出す人に共通する行動特性のことです。コンピテンシー面接では、企業が「仕事のできる社員」に共通する専門知識や技術、ノウハウ、基礎能力といった行動特性を観察・分析することで明らかとなった評価基準を用いて、面接を行います。

そのため、コンピテンシー面接においては、応募してきた就活生の本質を見抜いて、公平に判断することができるのです。

 

社会人経験がないために、スキルでは評価しにくい新卒採用においてコンピテンシー面接を導入することで、就活生の本質をしっかりと見極めやすくなると考えられています。

コンピテンシー面接では、面接官によって評価が異なることが少なくなり、応募者は同一の基準で評価されます。学歴や第一印象など面接官の主観で評価されることがないので、一般の面接とは別にコンピテンシー面接を取り入れている企業が増えているようです。

 

 

 

 

一般的な面接とコンピテンシー面接には、次のような違いがあります。

 

 

一般面接では、志望動機やガクチカ、自己PRなど様々なことを質問し、その受け答えから総合的に「優秀か」「仕事ができそうか」といった評価を行います。

コンピテンシー面接では、就活生の皆さんがこれまでに何を考え、どのような対応をとったかなどを過去に実際に経験した内容を深く掘り下げ、再現性のある成果を生み出す行動特性かどうか評価されます。

 

 

一般面接では、学歴や年齢、性別、自己PRや職務経歴など、就活生の表面的な情報で判断しがちです。

コンピテンシー面接では、「仕事のできる社員」に共通する専門知識や技術、ノウハウ、基礎能力といった行動特性を観察・分析することで明らかとなった企業独自の評価基準を用いて、自社において役割を果たすのに欠かせない能力を持ち合わせているかが評価されます。

 

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前述の通り、コンピテンシー面接で聞かれる質問は、一般の面接と少し異なります。過去に実際に経験した内容を深く掘り下げて、次のように質問されることが多いようです。(STARの法則)

 

 

・どのような組織で、どのようなチーム体制だったか
・組織の中でどのような役割をしていたか
・どのような責任や権限を持っていたか

 

 

・目標は何だったか
・問題が発生したきっかけは何か
・どのように問題点に気づいたのか

 

 

・課題を解決するためにどのように取り組んだか
・課題を解決するためにどのような計画をたてたか
・課題を解決するために実際に行動したことは何か

 

 

・課題はどの程度解決できたか
・計画に何かしら問題なかったか
・周囲にどのような反応があったか
・どのような変化があったか

 

上記のようなコンピテンシーを判断するための質問には、ストーリーとして過去に実際に経験した具体的な例をあげて話すことが重要です。就活生のみなさんが直面した、困難やチャレンジに対してどのような行動で乗り越えたのか、そしてその経験を通して学んだことをどう活かせているのかについてストーリー仕立てで展開します。

自分の行動特性が良い成果を生んだことをアピールするだけでなく、その経験から何を学んだかを説明することが重要です。コンピテンシー面接でも一般面接と同じように、長々と話すことは避け、端的にわかりやすく組み立てて話すのが大切です。

 

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質問項目と同じように、コンピテンシー面接では就活生が評価される基準も一般面接とは異なります。どのように評価されるのか、ご紹介します。

 

コンピテンシー面接では、就活生の皆さんから聞いた行動を、次の5段階で評価します。

 

 

誰かに指示されてから行動する

 

 

決められたことを、工夫などなくそのまま行動する

 

 

決められたルールの中で、自分なりに工夫してよい結果を出そうとする

 

 

高い成果を生み出そうと目標を達成するための行動を考え、実行できる

 

 

ルールにとらわれすぎず、柔軟な発想から斬新で異なる状況を作り、

大勢の賛同が得られる行動

 

コンピテンシーレベルは1から始まり、その数値が高くなるほど能動的な行動をすることができる人物とされています。レベル4以上に評価された人物が、入社後に高い成果を生み出す人物と言われていますが、レベルだけではなく、優秀な社員との行動特性に近いか、自社の組織に合うかなども、判断されています。

 

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以上のように、コンピテンシー面接とは、役割を果たすのに欠かせない能力に焦点を合わせた面接のことをいいます。コンピテンシー面接では深く掘り下げた質問を繰り返すため、一般面接よりも、嘘や誇張に気づかれやすいと言われています。しっかりと対策を行い、選考突破を目指しましょう!